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専門学校を検索するならe-専門学校ガイドTOP > 先輩シゴト人に聞く! > 第5回 作業療法士のシゴト

作業療法士のシゴト

Maki(30歳)さん

東京都出身。高校生の頃、母に「女の子だから、将来を考えて資格を取った方がいいのでは」とアドバイスされ、理系クラスだったことから医療系の資格を考えるように。
一度は別の資格で就職したものの、改めて作業療法士を志した。
作業療法士として働き始めて、4年。




時間のやりくりがとても大変だった4年生!

作業療法士は、事故や病気、障害などの理由で、日常生活で困っている人たちに、作業を通じたリハビリで手助けするシゴトです。専門分野で覚えることがたくさんありますが、私は前職で働きつつの通学だったので、レポートや試験、実習は本当にきつかったです! 試験前だからといって、シゴトを休めるわけではありませんし……。
レポートや実技の課題のために徹夜になることもありました。それから、4年生でおこなう約半年間の臨床実習では、本物の患者さんから「本当に望んでいること」を引き出す難しさを初めて感じました。座学と全然違うんですよね。

ふつうの会社員とは違う給与体系……

作業療法士は病院やリハビリ施設、デイサービスの会社などが職場なので、商社や販売会社といった一般的な会社とは昇給の仕組みがちょっと違います。他のシゴトだと社員から段階的に役職について、それに伴って昇給という会社が多いと思うんですが、私たちの職場では部署が少ないので、管理職も少ないんです。経験や勤続年数を基準にして少しずつは上がるものの、経歴のわりにお給料は低め、ということもありますね。国の制度で診療・介護の報酬は決まっていますし、1人当たりの売上には上限ができてしまう面も関係あると思います。


専門分野をもった専門職でおこなうチーム医療の難しさ

私のシゴトでは、ご飯を食べる・掃除をする・電車に乗るといった日常の動作で困らないよう「作業療法」というやり方で患者さんを手助けします。そのときに、患者さんからいただいた「元通りできるようにしたい」「不器用さをなくしたい」という希望に対して、医師、看護師、言語聴覚士、理学療法士などが集まって、チームとして取り組むことの難しさがあります。領域が異なる専門家が自分の立場から意見を出し合いますが、患者さんの希望と症例は毎回違うものなんです。「このケースでは誰の意見がよいのか?」とみんなで考えて結論を出して行くことがとても難しいと、感じていますね。

私の支援はもう必要ないな、と感じた瞬間

患者さんやご家族の笑顔に、元気をもらえることですね! できなかったことができるようになったり、代わりの方法を見付けていくうちに、患者さんも自分で工夫して生活する楽しさを取り戻していくものです。事故や病気で苦しんでいた患者さんたちが元気になった姿を見ると、「私の支援の大事なところは終わったな」と思うんですよね。これから、自分の力で新しいことに取り組んでいけそうだな、と感じたときに患者さんの「新しい人生に関われたんだ」とやりがいを感じるんです。それと、チーム医療の一員として一緒に頑張れる仲間、相談に乗ってくれる先輩・先生がいること、学校で一緒に学んだクラスメイトなど、人に恵まれているところは、財産だと思っています。

一般的な常識があれば、それで基本は充分

スキルや体力は、就職してから身につけていけます。それよりも、患者さんが本当に望んでいることを見つけるためには、コミュニケーション力が必須です。本当に患者さんが望んでいることは別にあることも…。たとえば、高齢者が「もう一度編み物をしたい」という理由の背景には、「孫や娘に編んであげたい」という気持ちがあったり…。「生活を楽しめる・暮らせる」にはどうしたらいいかを探していくことも、機能の改善・回復と同じように大事なことなんです。それに、患者さんだけでなく、ご家族もうまく生活する方法を探すため、欠かせない力でもあります。また、ケースごとに状態も事情も異なるので、患者さんを知ろうと努力すること、感じた違和感への感性を鋭くすることも大切ですね。こういうアンテナを立てておくには努力が必要だと思います。

自分の活躍したい分野を選べることも大きな魅力!

対象となる患者さんもお子さんから高齢者まで、働く場所も病院や高齢者施設、療育センター、学校などさまざま。ご家庭への訪問という形だってあります。どういう場所でどういう人の役に立ちたいか、選択肢が多いことは魅力のひとつです。
怪我や障害を負った患者さん、そのご家族と真剣に向き合うには難しさもありますが、『人の役に立って、人を笑顔にすることで、自分も元気になれる』素晴らしいシゴトだと思っています。一人ひとりに合わせたオーダーメイドの作業療法を、ぜひ楽しんでください!


作業療法士になるには?……



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