最近のエントリー
カテゴリ
月別アーカイブ


【なるには教室】第43回『コンサートスタッフになるには』

皆さんこんにちは!
e-専門学校ガイド編集部です。

【なるには教室】第43回はコンサートやライブなどのイベントを成功に導く、「コンサートスタッフになるには」について説明したいと思います。
コンサートスタッフとは、コンサートやライブのステージの準備と運営を行う人たちのこと。

高校生の皆さんのなかにも、アーティストの大掛かりなステージに感動し、コンサートステージを一緒につくりあげてみたいと感じたことがある方もいるかもしれませんね。

今回は、裏方としてコンサートを支えるコンサートスタッフについて詳しくみていきましょう。

コンサートスタッフ

コンサートスタッフの仕事ってどんなことをするの?

コンサートスタッフは、コンサートを円滑に運営し、盛り上がるライブをつくりあげ、ステージを成功に導くために欠かせない存在です。

コンサートスタッフは複数の職種で構成され、それぞれの人が異なる部署で専門の仕事に携わっています。

「PA(Public Address)エンジニア」は舞台監督や演出家の指示に従って音量や音質を調整し、「照明エンジニア」は演出に合わせてステージの照明を操作します。「映像エンジニア」はスクリーンに映し出す映像を扱います。
直接ステージに携わるこれら3つの職種は「ステージエンジニア」とも呼ばれます。

このほか、楽器や機材の運搬、セッティングを行う「ローディー」、会場全般の設営を行う「設営」、「受付」、「警備スタッフ」など、多くのスタッフが現場で多様な仕事をこなしています。

「ステージエンジニア」は制作会社に所属する場合と、中・小サイズの会場に所属するケースがあります。大掛かりなコンサートであれば、依頼を受けた制作会社のステージエンジニアが専任で担当し、全国ツアーでは、出演者と共に各地を回ることもあります。
一方、メジャーではなく独立型のインディーズアーティストが出演する小さなステージの場合は、会場所属のステージエンジニアが担当することが多いようです。

「ローディー」は出演者が所属するプロダクションや、ローディー専門のプロダクション、あるいは会場に所属しています。ローディー専門プロダクション所属であれば、楽器や機材をトラックに積み込みと積み下ろしを行い、場合によっては長時間にわたりトラックを運転することもあります。なお、会場に所属している場合は、機材の搬入・搬出とセッティングが主な仕事になります。

高まるニーズ!コンサートスタッフの将来性

インターネットによる音楽配信サービスが普及する今、ライブやコンサートの人気は下がる傾向にあると思われる方もいることでしょう。しかし、実はCDの売上げが低迷するなか、ライブ公演数、ライブ入場者数は右肩上がりで増加しています。
デジタル技術によって音楽やエンターテイメントの情報が簡単に入手できるようになるほど、本物を見たくなるのかもしれません。ライブの人気が高まり、コンサート数が増えれば、コンサートスタッフのニーズはこれからも増えていくかもしれません。

コンサートスタッフになるにはどんな資格が必要?

では、コンサートスタッフになるにはどうしたらよいのでしょうか。

音響のPAエンジニア、照明を操作する照明エンジニア、モニターやスクリーンを操作する映像エンジニア、機材や楽器を運搬し、セッティングするローディー。
どの職種であっても学歴や性別が問われることもほとんどないといわれます。ただし、体力や腕力が必要なシーンが多いため、若い男性が重宝されるようです。

ステージエンジニアになるために資格は必要ありませんが、以下のような国家資格や認定があります。就職の際の武器となりますから取得しておくとよいでしょう。

[ 1 ] 舞台機構調整技能士
PAエンジニアになるために、持っておきたい国家資格です。コンサートや演劇などの公演に際して、音響の調整、取り扱いや舞台装置の取り扱い調整についての技能を認定するこの資格は、国家資格である技能検定制度の一種です。

[ 2 ] 照明技術者技能認定
舞台を効果的に演出する照明。エンターテイメントの世界で照明に携わるために必要な知識や技術をはかる認定です。主催団体は、日本照明家協会。この資格がないと照明の仕事に就けないということはありませんが、取得する過程で、照明全般を広く勉強することになります。

[ 3 ] 映像音響処理技術者資格認定
映像・音響関連で仕事するうえで知っておくべき技術や知識を正しく理解するために設けられた資格です。主催は、一般社団法人日本ポストプロダクション協会。この資格認定を受けることは、業界で通じる技術や知識を取得することになります。

以上の資格は専門学校で学びながら受けることができます。

コンサートスタッフになるには、音楽や芸術、工学系の専門学校の音響学科やコンサートスタッフ科のある専門学校で知識や技術を学ぶことをおすすめします。

コンサートスタッフ科では、音楽業界の基礎知識と共に、音響、照明、映像に関する専門技術と知識を習得することができます。

専門学校で各分野の技術や基礎知識を身に付けた後、就職先の先輩スタッフについて仕事を教わることになります。コンサート会場は多種多様で、しかも機材の種類も多岐にわたるため、現場で幅広い技術や知識を学びながら、徐々にプロとして活躍するようになります。

どんな人がコンサートスタッフに向いている?

音楽や演劇、イベントなどのエンターテイメント全般に興味がある人が向いています。

また、自分がその場を演出する立場となり、裏方としてイベントを盛り上げることを楽しめる人、たくさんの仲間とコミュニケーションを取りながら協力し、イベントを成功させるためにコツコツと動けるような人は適性があるといえます。
コンサートや演劇などの現場では体力が求められますから、常に体のコンディションを整えていることも大切です。

また、会場が変わるたびに音響、照明、演出などを一から調整することになるため、ステージエンジニアには柔軟性が必要になります。さらに、その場に敏感に対応できる優れた耳や目を養っていくことも重要になります。

つまり、同じ目的に向かって多くの人たちと協力し合いながら、動くことが苦にならない人。そして健康で、どんな状況にも対応できるしなやかな感性を持ち、常に学ぶ姿勢を忘れない人。そういう人がコンサートスタッフにふさわしいといえるでしょう。

コンサートスタッフの仕事は、出演者と一体になって感動のステージをつくりあげること。多くのスタッフと1つのステージをつくりあげ、観客に感動を与えた時の喜びは大きく、エンターテイメントが好きな人にとっては、とてもやりがいのある仕事だといえるでしょう。

あなたもぜひ、多くの人と感動を分かち合えるコンサートスタッフを目指してみてはいかがでしょうか。

コンサートスタッフを目指すならこちらもチェック

ミュージシャンについて知りたい方はこちらをチェック

e-sen


このページを