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【なるには教室】第42回『絵本作家になるには』

皆さんこんにちは!
e-専門学校ガイド編集部です。

【なるには教室】第42回は絵と物語で子どもの心を掴むスペシャリスト、「絵本作家になるには」について説明したいと思います。

小さい頃に読んでもらった絵本の印象が今でも残っていて、ふとした瞬間に懐かしく感じられることってありますよね。楽しい話、ほっこりする話、悲しい話、ちょっと怖い話...絵本作家はその手でいろいろな物語を紡ぎ出す、高校生にも憧れの職業といえるでしょう。

今回は子どもから大人まで、絵とストーリーで夢を与える絵本作家になるために必要な内容についてお話ししていきましょう。

絵本作家

絵本作家の仕事ってどんなことをするの?

絵本作家の仕事は、子どもを主な対象として、絵と物語を作って「おはなし」を伝えることです。

絵本作家の表現方法は3つあり、まず絵と文章の両方を制作する人絵だけを描く人ストーリーだけを作る人の3種類になります。

絵本の魅力の根源は絵。親や保育士などが「おはなし」を読み聞かせ、子どもは絵からさまざまなインスピレーションを受けます。そのため、子どもが興味を示す「絵」は全ての基本となる重要な要素。絵を描く作家が何より力を入れるポイントです。

物語を作る作家も、対象年齢に合わせた文章を1場面ごとに配分して書いていかなくてはなりません。絵と文章を合わせて構成し、基本はひらがな書きで表現していきます。
このように、絵本作家は夢や希望、癒しといったテーマで作品を作り出し、子どもに勇気や元気、楽しさや考える力を与えます。

最近では子どものみならず絵本好きな大人も増えており、書店で大きく売り場面積を取っていたり、絵本を多数取り揃えた図書館なども増加していますよね。

デジタルの世界でも活躍できる絵本作家

マンガや書籍と同じく、絵本も電子書籍で見られる時代になりました。

以前から出版社が紙とデジタル双方で発売するパターンはありましたが、昨今では絵本作家自身が電子書籍を自主制作し発表するケースも増えています。受取額は、売上高により変わってきます。

しかし、コンテンツはスマートフォンやPC、電子書籍リーダーや専用アプリでの閲覧となるため、絵本特有のサイズ感や直にページをめくる感覚は生まれにくく、さらに親がスマホやPCで絵本を見せたくないと思えば子どもが目にする可能性が低くなることは否めません。

ただ、安価に制作できて全世界的に見てもらえるというメリットもあるため、「何が何でも自分の作品を発表したい」と考えるなら電子書籍での販売を念頭に置いておくのもよいでしょう。

絵本作家になるにはどんな資格が必要?

では、絵本作家になるにはどうしたらよいのでしょうか。
絵本作家になるために、特別な資格というのは必要ありません。

ただし、デビューするためには自分から出版社に作品を持ち込むか、複数の企業(事業主)が発注元企業に対しプレゼンテーションを行うコンペやコンクールで入賞する必要があります。

先に、絵本作家には絵と物語を形づくる人はもちろん、絵だけ描く人とストーリーのみ考える人がいると書きましたが、出版社に持ち込むには作品の体裁を取っていることが必要となります。そのため、基本どちらか一方だけで編集者に見てもらうということはできません。

またコンペには絵と文章を伴う作品を求める賞が多くを占める一方、ストーリーだけを応募条件とする賞も存在します。しかし飽くまで絵本制作のための文章となるため、プロット作成など場面割りがしっかりできていなければ選考を通ることは難しいといえます。

以上のことから、絵本作家の養成機関や専門学校、美術系の学部や学科でグラフィックデザインを学んでおくことは非常に重要です。特に専門学校では、企画・描画・物語作り・装丁まで、絵本制作の一連の流れを全て学習できるスクールもあります。

また現在のところ絵本作家一本で生計を立てている人はほんの一握りのため、グラフィックデザイナーやブックデザイナーなど、ほかの職業に就きながら絵本制作を並行して行うことが大多数。求人情報が集まり就職に有利な専門学校を選ぶことも、絵本作家への早道といえるかもしれせんね。

詳しい受験資格などについては、各関連機関のホームページなどで確認しましょう。

どんな人が絵本作家に向いている?

絵本は子どもが最初に出会う書籍です。そのため、子どもが読んで面白く、心に響く絵と文がなければ絵本は成り立ちません。

子どもが興味を惹かれる絵本を描くためには、感性や発想力が何より大切。子どもの気持ちになって、子どもの目から見た独自の世界を表現していく必要があります。それには日頃から何事もよく観察し、あらゆることに感銘や感動を得ることができるようにしておくことが重要です。

そして、そうした内容をオリジナルの絵や文体で印象深く展開できる力や、絵本1冊の中で起承転結をきちんと設ける構成力など、技術や知識を磨いていく勤勉さがあるかも大きなポイント。

また、子どもへのシンパシーや愛情は絵本作家を継続していく原動力になります。子どもに何を伝えたいか、どうやって伝えるかをいつも考えているようなタイプの人は、絵本作家に向いているといえるでしょう。

欧米では、現代の親は以前に比べ格段に多い時間を子どもにかけているという報告があり、少子化が進むここ日本でも、1人の子どもにかける教育費は増加の一途をたどっています。
テレビやゲームの時間を決め、本などを読むように勧める親が増えている現在、幼稚園・保育園を始め、幼児教育としての絵本は安定した人気があります。

オリジナリティあふれる絵やストーリー制作の技術などを身につけて、あなたもぜひ絵本作家を目指してみてはいかがでしょうか。

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