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【なるには教室】第38回『葬祭ディレクターになるには』

皆さんこんにちは!

e-専門学校ガイド編集部です。
【なるには教室】第38回は葬儀のスペシャリスト、「葬祭ディレクターになるには」について説明したいと思います。

高校生の皆さんの中には、ご親族などのお葬式に出られたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
葬儀にはさまざまな様式や段取りがあり、仏教式や神式、キリスト教式といった分類からさらに宗派に分かれ、それぞれ行事が違っていて大変そうですよね。

葬祭ディレクターとは、そうした形式など多数の専門知識を持つ葬礼のエキスパート。
葬儀の担当者として人生最期のセレモニーを滞りなく、また心温まる式となるよう執り行います。

葬祭ディレクター

葬祭ディレクターの仕事ってどんなことをするの?

葬祭ディレクターの仕事は、葬儀の企画、会場設営、式の進行を行うことです。

お通夜からお葬式までの約2日間をかけ、遺体を管理し、遺族の希望のヒアリングや日程調整、僧侶の紹介、故人に供える花である供花(きょうか/くげ)の手配、参列者に振る舞う返礼品や精進落としの準備までを行うのが通常です。

葬儀の場所も寺院や教会、斎場(さいじょう)だけでなく個人宅や社葬などさまざまですし、規模も家族葬から団体葬まで、最近では散骨などという形式もあり、葬祭ディレクターが有していなければならない知識は膨大なものとなっています。

葬儀が終わっても香典返しの発注や四十九日の法要、墓地、仏壇の手配の相談まで、息つく暇なく一連の行事が行われます。そのため葬儀の企画、運営および進行は、つつがなくスムーズに行うことが重要なのです。

高齢化の波を受け需要が増大する葬祭ディレクター

これからの超高齢化社会、葬儀の依頼は特に増えていくものと思われます。ただし葬儀社も需要が高まるにつれ、価格やサービス内容など、これまでになかった問題に突き当たるかもしれません。

そうした場合こそ葬祭ディレクターは、遺族の心に沁みるホスピタリティの精神やセレモニーの知識、実践力によりほかとの差別化を図っていく必要があるといえるでしょう。

各宗派のしきたりなどに精通し、各家庭ごとの葬儀の在り方に対して的確なアドバイスができること、ビジネスマナーを熟知し振舞いなどがTPOに適っていることなど職業的な信頼感が持てるのはもちろんのこと。遺族の想いに寄り添い、癒しを与えることができる、人格的に優れた葬祭ディレクターが今後は求められていく傾向にあります。

葬祭業務の社会的重要性が高まる現在、多様化する葬儀の形を的確に捉え、ニーズに応えていくことで葬祭ディレクターの未来は拓けていきます。

葬祭ディレクターになるにはどんな資格が必要?

では、葬祭ディレクターになるにはどうしたらよいのでしょうか。

葬祭ディレクターになるには、厚生労働省認可、葬祭ディレクター技能審査協会主催の葬祭ディレクター技能審査に合格しなければなりません。

この葬祭ディレクター技能審査には階級があり、2級は個人葬における相談、会場設営、式典運営等の葬祭サービスの一般的な知識と技能、1級は全ての葬儀における相談、会場設営、式典運営等の葬祭サービスの詳細な知識と技能が出題範囲となります。

試験は学科と実技で構成され、実技には幕張、接遇、司会、実技筆記(サービスマインド、一般常識など)が含まれたりと、総じて葬祭業界に働く人にとって必要な知識や技能のレベルが審査されます。

また受験資格として2級は葬祭実務経験2年以上、1級は同じく実務経験5年以上を有する必要がありますが、就学中のアルバイトなどは経験年数に入りません。

ただし葬祭ディレクター技能審査協会が認定した葬祭教育機関の所定のカリキュラムを修了した者(見込み含む)は、2級受験時にその期間を葬祭実務経験に算入することができます。

そのため、葬祭ディレクターコースがある専門学校などの認定養成施設を卒業することは非常に効率的といえるでしょう。在学中に2級試験が受験可能なスクールもありますよ。

詳しい受験資格などについては、各関係機関のホームページなどで確認しましょう。

どんな人が葬祭ディレクターに向いている?

人の死に向き合い、人生にかかわる葬祭ディレクターは、生半可な気持ちで目指せる仕事ではありません。遺族の立場に立って、真摯な覚悟で葬儀に当たることが大切です。冷静な判断力と真心を持ち、デリケートなシチュエーションや思いがけないハプニングにも細やかな心遣いで対応できることが望まれます。

また葬儀会社は24時間体制のところが多く、深夜に仕事が入ってくることも。休みは友引以外で葬儀の入っていない日になることが多いようです。加えてご遺体や棺、資材を運んだり、酷寒や猛暑、大雨などの悪天候でも屋外の業務があったりと、葬祭ディレクターは体力がなければこなすことができません。

なお1人で仕事を行うことは稀で、葬儀では司会や会場設営などスタッフと役割を分担して行うことがほとんどです。コミュニケーション能力が高ければ連携してよりスムーズに式を進めることができるため、共感力が高いことは葬祭ディレクターが仕事をしていく上で重要といえるでしょう。

葬祭ディレクターとは、幅広い専門知識を持ち、遺族の心情に寄り添いながら責任を持って葬儀を執り行う、とてもやりがいのある仕事です。誠心誠意取り組むことで、遺族から何よりの感謝の言葉をいただくこともあるでしょう。

あなたもぜひ葬祭ディレクターを目指してみてはいかがでしょうか。

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