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【なるには教室】第37回『作曲家になるには』

皆さんこんにちは!

e-専門学校ガイド編集部です。
【なるには教室】第37回は楽曲制作のスペシャリスト、「作曲家になるには」について説明したいと思います。

ひと昔前にCDなどの音楽ソフト売上がミリオンセラーを記録していた時代に比べ、作曲家の名前が個別にフィーチャーされることが少なくなりつつある現代。しかし、それでもダウンロード、ストリーミングといった有料音楽配信売上が5年連続でプラス成長となっている現在、作曲家になりたいという人が後を絶たないのは事実です。

今回は誰もが耳にするヒット曲を作ることもできる、作曲家になるために必要な内容についてお話ししていきましょう。

作曲家

作曲家の仕事ってどんなことをするの?

作曲家とは、作曲を生業としている人のことです。企業からの依頼で曲を作ったり、自分の音楽活動のために作曲したりします。

依頼主からの発注は多岐にわたり、ロック、ポップス、演歌などのポピュラーミュージックはもちろんのこと、テレビ、映画などのサウンドトラックやアニメ、ゲーム音源、CMソング、オーケストラ楽曲や校歌・社歌に至るまでを作曲します。

なりたい作曲家のジャンルにより使用する楽器や機材も違ってきますし、必要な音楽スキルもさまざまです。以前はピアノやギターなどを演奏しながら浮かんだメロディを譜面に起こすといった作曲法がほとんどでしたが、今ではDTM(デスクトップ・ミュージック)といって、PCを使って音楽を作ることが主流となっています。

ニュータイプの作曲家として注目のボカロP

有名ボーカロイドがアリーナクラスのコンサート会場を満席にし、海外進出もどんどん果たし、また「歌ってみた」などの動画配信と切っても切れない関係性の、ボカロ曲を作るボカロP。ボカロPの存在は新しいタイプの作曲家として注目されています。

DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)という作曲ソフトを使い、ボカロ音源さえ購入すればすぐ始められるという手軽さや、性能が高ければPCはノートパソコンでもOKといった敷居の低さもボカロPが人気の理由の1つ。
自分が作ってアップした曲が高評価を得たり、たくさんの人が歌ってくれれば作曲家冥利につきますし、「神曲!」などといわれればモチベーションが上がりますよね。

ただし、DAWにはリズムパターンなどのオーディオ素材が数多く用意されているがゆえに、一般的な作曲家が習得している音階や調、コードの仕組みなどは自分から学ばなければ分かりません。

直感的に音楽を作っているだけでは活動の場は限られてくるため、ボカロオリジナル曲以外を作る作曲家まで発展したいと思うなら、音楽理論や編曲各楽器の特徴生身のヴォーカルの効果などをきちんと学習する必要があります。

作曲家になるにはどんな資格が必要?

では、作曲家になるにはどうしたらよいのでしょうか。

作曲家になるために、特別な資格というのは必要ありません。

ただし、オーケストラで演奏するクラシックや現代音楽などを作曲する場合は楽譜が読めること、書けることは必須条件ですし、楽器の仕組みや演奏技術、各パートの構成やアンサンブルについても理解している必要があります。

また映画音楽なども場面によるスコア展開が重要となってきますので、音楽理論が分かっていないと作るのは難しいといえるでしょう。

CM曲やアニソンにしても、ジャズやポップスなどの各ジャンルについても、それぞれセオリーが分かっていないと作曲できませんよね。

なお、作曲家が仕事を獲得するにはフリーとしてレコード会社や音楽事務所のオーディションやコンペに参加して曲ごとに契約を結んだり、プロダクションに所属して月給制で働く方法などがあります。

前者は大ヒットが出れば著作権収入や報酬が跳ね上がるなどのメリットはありますが、基本は出来高制で収入は不安定である可能性があり、後者は収入は安定しますが、曲がヒットしても自分の懐に入ってくるお金は変わりません。

いずれにせよ、曲作りの理論や技術を身に付けるため、音楽系の専門学校や養成所で学ぶことは非常に重要です。

卒業後の進路についてもいろいろな選択ができるのがスクールのよいところであり、作曲以外のノウハウを学習することでコンペなどに受かりやすいメソッドが得られたりと、厳しい音楽業界で生き抜く術を体得できるでしょう。

詳しい受験資格などについては、各関係機関のホームページなどで確認しましょう。

どんな人が作曲家に向いている?

たとえ素晴らしい曲を作ったとしても、人の耳に入らなければ評判にならず、広まってはいきませんよね。

昨今では動画やSNSなどでの公開など、自ら積極的な広報活動をすることも作曲家には必要な要素となっています。

またレコード会社やプロダクションの担当者も、暗く人当たりの悪い人間を多用しようとは考えにくいでしょう。そのため、発信力やコミュニケーション能力に長けていることは現代の作曲家の条件ともいえるかもしれません。

ただ、どんな問題も吹き飛ばすような見事な作曲能力を持ち、曲のストックも豊富であるなら、少しくらい内向的でも口下手であっても、一度火が点けばどこのレコード会社やプロダクションからもひっぱりだこなのは間違いありません。

その場合でさえ、納期を守るという基本マナーができていなければ干されてしまうでしょうから気を付けて。スケジュール管理だけは完璧にしておきましょう。

作曲家とは、自身の曲により多くの人を感動させ、時に人生を変えるきっかけを与えることもできる、とてもやりがいのある仕事です。

アナログディスク(レコード盤)の再評価の兆しもあり、まだまだ掘り起こし甲斐のある音楽業界。

素晴らしい楽曲を作ることにより、世界の人々の心を豊かにすることも可能です。

あなたもぜひ作曲家を目指してみてはいかがでしょうか。

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