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【なるには教室】第22回『カメラマンになるには』

皆さんこんにちは!
e-専門学校ガイド編集部です。
【なるには教室】第22回は被写体の「今」を切り取るスペシャリスト、「カメラマンになるには」について説明したいと思います。

カメラマン 「日本人はカメラ好き」と昔からいわれていますが、昨今ではスマホのカメラ機能も大幅に向上し、インスタグラムなどSNSの影響もあるため、誰もがカメラマンのような状態になっています。

そのなかで、特に自分は写真が好きだ、カメラを職業にしていきたいと考えている人もいるかもしれませんね。今回は、カメラを使って被写体を魅力的に撮るエキスパート、カメラマンについて詳しく見ていきましょう。

カメラマンの仕事ってどんなことをするの?

カメラマンの仕事は、文字通り写真を撮影して残すことです。仕事内容によってその被写体はさまざまで、報道写真なら事件などの現場や人物、スポーツ写真ならアスリート、グラビア写真ならアイドルやモデルなどの人物と、撮られるものの特徴により撮影方法や作品性が変わってきます

こうしたテレビや新聞などのマスコミの仕事のほかに、商業写真では「物撮り(ぶつどり)」といって、商品をカタログやポスターなどに使用するため撮影する仕事もあります。広告代理店やメーカーなどでは膨大な数の物撮りを必要とするため、それ専用のカメラマンを配置しているところもあるほどです。

また、カメラマンが決まった給料を得るためにはスタジオ勤務という方法も。こちらは成人式や七五三といった記念写真などを撮影することが主な仕事となります。有名スタジオであれば、利用するカメラマンの撮影補助などをすることも。
以前は出版社に所属するという働き方もありましたが、紙からネットへと媒体が移行していくことに伴い、編集者が自ら撮影することも多くなったため、大会社や有名誌は別としてカメラマンを雇うこと自体が減少しているようです。

昨今ではニュースでも「視聴者提供」などというスクープ的な瞬間の動画をほとんど毎日のように目にするほど、「撮影すること」は普遍化しています。いつでもスマホのカメラできれいな写真が撮れる現在、プロのカメラマンとしてやっていくためには確固とした得意分野や専門性を持つか、むしろ何でも撮れるという万能性を武器にするかの二極化が進んでいるともいえるでしょう。

独自の世界を追及するアートカメラマン

商業写真とは別に、アート写真を撮るカメラマンも存在します。

好きなテーマや手法で独自の世界を追求するアートカメラマンは、大きな写真賞で受賞したり写真展を開いたりして名前を売るというのがこれまでの王道でした。そのためには師匠や先輩にアシスタントとしてつき、さまざまなノウハウを得る下積み時代が必須だったのです。

しかし現在ではSNSなどを利用して集客し、いきなり著名となるようなカメラマンも出現しだしています。デジタル化により撮影テクニックが簡単になり、紙焼きなどで個性が出せなくなった反面、ネットを通して広く、素早く作品を見てもらえるようになったことは進化といえるのかもしれませんね。

カメラマンになるにはどんな資格が必要?

では、カメラマンになるにはどうしたらよいのでしょうか。

カメラマンになるために、特に必要な資格というものはありません。
ただ専門知識と技術、撮影理論などが必要となるため、それらを効率よく学習できる専門学校などの養成機関に入学することには意味があります。有名カメラマンが顧問や講師となっている学校も多く、ファッションやCM、ライブ、ブライダルに風景まで、望む方向性に合わせていくつものコースが備えられているスクールも。

こうした学校のメリットは、就職に強いということ。いずれは独立するつもりでも、収入の見込みがないままカメラマンの活動を始めることは難しいでしょう。人脈が豊富で求人情報が多く集まる学校は、プロのカメラマンとして仕事を始めるうえで有効です

ちなみに、カメラを扱う資格としては国家資格である写真技能士検定文部科学省後援のフォトマスター検定などがあります。

詳しい内容については、各校や関係機関のホームページなどで確認しましょう。

どんな人がカメラマンに向いている?

カメラ機材を揃えるためにはかなりの出費が必要となります。

そのため、ともすると駆け出しのプロカメラマンより趣味でやっているアマチュアの方がよい機材を持っているということも十分あり得る話。
しかもデジタル化により後から手を入れた「上手い写真」は世の中にゴマンと出回っているため、プロのカメラマンとして芽が出るまでには時間や営業努力を要することも。

センスやスキルを身につけていても、いかにそのときの自分の境遇を甘んじて受け入れるかの忍耐力が、カメラマンには絶対的に必要となります。そのうえでゆくゆくはクライアントなどの販路を開拓し、目標に向かっていく意思の力も持ち合わせているとよいでしょう。

また、対象が物でなく人であった場合など、コミュニケーション能力があるほど理想の状態に近づけて撮ることが可能に。フリーのカメラマンであれば、クライアントと交渉する際にもこの力は必要になってきます。
アート写真でない限り、クライアントの要望に沿った写真を撮ることはカメラマンの基本中の基本です。変なこだわりは持たず、顧客と自分の双方にとって素敵な写真を撮り、事務能力にも長けていればプロカメラマンとして軌道に乗ることも難しくはないでしょう。

ミュージシャンやアーティスト、セレブタレントなどをバリバリ撮りたい、という人は商業カメラマンの第一線に。誰もを感動させる美の極致のような写真を撮りたい、という人は風景写真家となって世界を巡るかアートカメラマンに...と、夢が膨らむカメラマンの世界。

一筋縄で行くほど甘くはないですが、カメラが好きなら、あなたもぜひカメラマンを目指してみてはいかがでしょうか。

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